ベビーマッサージ

ベビーマッサージは、赤ちゃんのカラダに直接触れることで、まだ言葉が話せない赤ちゃんとママ・パパとのコミュニケーションの手段となり、心身に良い影響を与えます。

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効果

きずな

愛撫されることは赤ちゃんにとって大切な栄養素です。赤ちゃんは、抱いてくれる人の感情を敏感に受け止めるため、抱きしめて触れることは、ママ・パパが赤ちゃんに愛情を伝える絶好の機会なのです。

ママからの接触は情緒の安定、パパからの接触は社会性に大きく影響するといわれており、スキンシップは親子の「きずな」を深めるための最高のコミュニケーションと言えます。

赤ちゃんとスキンシップをとることで接し方全般に自信が持て、赤ちゃんを精神的に安定させることでママ・パパもリラックスできることが調査でも明らかになっています。(参考文献:ベビーマッサージを用いた育児支援に関する考察

こころ

産後のママはホルモンバランスの変化や疲労で精神的に不安定になりがちです。マッサージで赤ちゃんに触れることで、健康状態やご機嫌を感じることができ、結果としてママのストレスが軽減されて心にゆとりを持つことができます。

英国の研究では、産後うつ病のママにベビーマッサージを推奨することによって、赤ちゃんとのコミュニケーション能力が高まり、ママのうつ病が軽くなったという調査結果があります。(参考文献:産後うつ病患者のベビーマッサージの有用性に関する検討

からだ

ベビーマッサージによる皮膚への刺激は、赤ちゃんの副交感神経を優位に働かせます。これにより、赤ちゃんをリラックスさせるだけでなく、胃腸の働きを活発にし、食べ物吸収ホルモンの分泌を促します。結果、赤ちゃんの消化機能が高まってミルクの飲みが良くなり、体重増加につながると考えられています。

また、体内に侵入した異物(細菌・ウイルスなど)を処理・攻撃する役割を持つ脇の下や鎖骨などのリンパ節、胸腺への刺激は、免疫力を高めるといわれています。(参考文献:免疫機能に対する反復マッサージの影響に関する予備的研究

あたま

赤ちゃんの脳は、生後半年の間に最も成長するといわれています。皮膚から受け取ったマッサージの刺激は、末梢神経から中枢神経を経て、脳の体性感覚野へと伝わります。

体性感覚野は、指先や唇に応じる部分が大きな面積を占めており、手は「第2の脳」や「露出した脳」と言われています。そのため、手先のマッサージは脳を刺激するのに非常に有効な方法と考えられています。

また、胸のマッサージは、胸を開くことで酸素を多く取り込むことができ、赤ちゃんの呼吸を助けます。脳の成長が著しいこの時期に、呼吸を深めて多くの酸素を取り込むことは、脳に対して良い影響を与えると考えられています。(参考文献:皮質体性感覚野の身体表現理解を促す

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